自粛警察と江戸時代の五人組
このブログを書き始めた時に「タイタニック(沈没船)のジョーク」と言う記事を書いた。
『沈没しつつある船、救命ボートは女性と子供たちで定員いっぱい。船上に残された男性客たちに海に飛び込んでもらわないと、船もろとも海に沈んでしまう。船長が各国の男性客に向けて言った。
日本人に向かっては「みんな飛び込んでますよ!」』
政府の新型コロナ対策は、自粛、自粛、自粛…
海外諸国の罰則付きのロックダウンなどに比べると弱いが、それでも”ある程度”は自粛要請が効果を発揮している。
みんなが家にいるから家にいる。みんなが旅行を控えているから旅行には行かない。
みんなが商店街に行っているから自分も大丈夫かな。みんなが公園に行っているから公園は大丈夫なんだろう。
最近では、自粛警察と言う言葉も聞くようになった。自粛していない店や人に対するバッシング行為。
先ほどのタイタニックのジョーク。「みんな飛び込んでいますよ!」飛び込んでいない人を見つけると”突き落す“と言う事だろうか。
比較的緩い自粛要請でも外出する人が減っている、と自画自賛する日本人である。もしかするとお上の強制では無く、周囲の目によって無意識に強制されると言う社会かも知れない。
江戸時代に五人組と呼ばれる庶民同士の相互扶助・相互監視の仕組みがあったらしいが、その記憶が庶民には残っているのだろうか。
日本の政治は、性善説で一般国民をコントロールしている。しかし、意識してか無意識かは分からないが、自粛警察の様なものが出てくるのも想定して“みんな自粛してますよ”と社会的な圧力をかけている、と言うのは考えすぎだろうか?
それとも、我々一般国民の知らないところで、政府の命を受け陰で自粛を強制する役割を務める人が日本各地にいるのだろうか?

