2022年寅年 身近にいない虎
2022年元日
あけましておめでとうございます。
トラ年。
トラは十二支では3番目の動物。
考えてみると多くの動物は野生、または、家畜として日本人の生活にも身近な動物。
ネズミは東京・銀座にもいる。
ウシは、現代は家畜として飼われているが、昔は農耕用の貴重な働き手だった。
羊の歴史は意外と新しく緬羊として飼われ始めたのは明治になってからのようだ。
「たつ(辰)」は、空想上の動物・龍だと思っているが、例えば平安時代には京都(みやこ)の空を飛んでいたのだろうか。
こうして十二支の動物たちを見てみると、動物園以外で日本に生息していないのがトラ。
干支は中国から伝わったが、中国の古い小説などには度々登場する。例えば、有名な「水滸伝」にも虎退治の話がある。
古代のアジア大陸には広範囲で生息し、人々の生活に身近、恐らく脅威だった虎。実物を見る機会の無かった日本人でも屏風絵などを通じて虎の姿形は知っていたのだろう。
そんな虎であるが、現在の生息数は数千頭とも言われ、絶滅危惧種に指定されている。
虎はネコ科で最大の動物。犬と並んで住宅街ではで一番よく見かけるネコは、ネズミに騙されて十二支に選ばれなかったと言う逸話があるが、虎が絶滅してネコに代わってしまうのは悲しい。
力強い虎にあやかり、トラ年の今年は、強く元気に過ごしたい。
2022年寅年は皆さんも良い年にしてください。

