同窓会
2021/5/11
新入社員だった頃に担当していたアメリカのメーカー、今は既に無くなってしまった会社。約7年前に「同窓会(reunion)」があった。取引をしていた頃は、単なる代理店の若造だった自分も参加させてもらった。
以前にも書いたが、その時の参加者は世界中から約140名。その出席者を元にアドレス帳が作られていて、自分もリストに入っている。
今回、アドレス帳の更新と言うことで、連絡先情報が正しいかとの確認メールが送られて来た。
同窓会に出席した時は、自分が一番若い部類で、大半の出席者がリタイアしているか、または、自分でコンサル業などを趣味も兼ねて行なっているような感じだった。
つまり、アドレス帳にリストされた方々の高齢の方も多く、今回の更新までの間に亡くなった方もたくさんいらっしゃる。当時の付き合いの濃淡は別として、知った名前も沢山ある。
既に存在しない会社の同窓会、と言うことは新しいメンバーが入ってくることは無く、メンバーは年々歳をとっていくことになる。
新型コロナ禍の今、これらの人々に会いたくても会えない。
もちろん、同窓会以前にコンタクトができていた人は2〜3人で、アメリカ出張の時に2〜3回会ったことがあったか、と言う程度なので同窓会のようなイベントが無いと会うことも無いと思うがSNSでのつながりはできた。
一方、学生時代の同窓会は、昨年来開催できていない。
最近は、大学の同窓会は有志によるWEB会があったが、ちょうど仕事が忙しい時だったので参加できなかった。
新型コロナで人の行き来が大幅に制限されている今、会いたい人にもなかなか会いに行けない状態が続いているが、WEBであれば、時差はあるにしても世界中どこにいる人とでも気軽に“会える”。
仕事の打合せは、海外企業とも時々行っているが、プライベートではまだまだハードルが、心理的なハードルが高い感じがする。
以前にも書いたが、日本の飲食店では電話の通話やWEB会議は禁止というところが多い。日本の住宅事情を考えると自宅で、勤務時間以外にWEB会議を行うのは難しい場合もある。飲食店で、アルコール類の提供を禁止するのは、やむを得ないとしても、一人で食事をしながら通話を許してくれる店が増えればもう少しプライベートでのWEB会が気楽にできそうな気がする。