ヘイトクライムとパーティージョーク

2021/4/10

NHKとDHCのヘイトクライムに関する論争(喧嘩?)がひどいことになっている(→こちら)。

明らかな差別表現は論外だが、国や国民の特徴を適切に表すことと、差別表現の線引きは難しい。

1ヶ月ほど前には、サッカーのブンデスリーガ、ハノーファーの室屋選手が「寿司の国」でゴールをしていたとのリポーターの発言が人種差別だと騒がれたようだ。人によって感じ方は違うと思うが、一人の日本人としては特に差別とは思えない。ドイツ語は分からないが、もしかしたらドイツ語表現には差別的なニュアンスが含まれているのかも知れない。

国や国民を表すジョーク的な表現と言うのも、今の時代は難しい。
このブログの最初の記事「タイタニック(沈没船)のジョーク」も、もしかしたら人種差別になるのかも知れないが、国によって国民性が違うのだから何らかの表現は許されないといけない。もちろん、その国の国民を個人個人で見た場合、そのような国民性に合致しているか、と言うと別の話なので、個人相手に使ってはいけないが。

タイタニックと同じようなパーティ・ジョークで”青い象”と言うのを思い出した。色については曖昧なので、違う色の象だったかも知れないが、そこはご容赦を。

青い象を見つけた人には、高額の賞金を出す、と言うミッションが出された。
アメリカ人は、銃器類を携えて森林に象狩りに行った。
日本人は、象の品種改良に乗り出した。
中国人は……青いペンキを大量に買って来た。

子供の頃に読んだジョークだったので、令和の現在とは少し違っているだろう。今なら差し詰めこんな感じだろうか。

アメリカ人は、世界中から知識人を集め研究・調査を始めた。
中国人は、アメリカのコンピュータシステムをハッキングし、技術を盗もうとした。
日本人は……他国の動向を注視して適切な対応を行うことにした。

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