外部環境の変化 人の反応

アメリカ合衆国大統領が早速ホワイトハウスで、聴衆の前でスピーチをしたと言うニュースが入って来た。新型コロナ感染、入院後、陰性になったかどうかも公表しない段階でのスピーチ。

先日、会社を引退された大先輩にお会いする機会があった。最初はみんなと同じようにマスクをしていたが、会話をする段になって、わざわざマスクを外して話し始めた。

新型コロナ感染症対策にマスクが有効だ、と言うのは最近ではすっかり定着した感がある。それが正しいかどうかは、反論する根拠を持っていないので置いておく。
新型コロナ以降“世界が変わった”とはよく言われていることで、これについては一時的なことか恒久的なことかは別として、間違い無いことだろう。

外部環境の変化を察知して、対応すると言うのは生物が生き延びて行くには大事なことの一つ。

この点だけについて言えば、アメリカ合衆国大統領も会社の大先輩もこの環境変化には充分に対応できていない。

環境変化に対応する為には、
環境変化を察知
察知した情報を処理して適切な対処
と言う大きく分けると2つの機能が必要。

一般的に人は歳を取ると外部環境を察知する能力が劣化する。眼や耳が典型的であるが、猛暑だった8月には暑さ寒さを感知する感覚も鈍くなると報道されていた。
もちろん、人間は生物としてのセンサーの感度が悪くなっても、それを補完できる技術や社会的仕組みがある。
先程の眼、耳、皮膚感覚で言えば眼鏡や補聴器、温度計と言う技術。
処理能力については、恐らく年齢のよる衰えはセンサー程は顕著では無いのだろうと思う。

ただ、年齢による衰えが少なくてもそれ以外の要因で衰えることは充分にあり得る。例えば、筋肉などは使わないと硬くなるが、使っていればいつまでも機能を維持できる。同じように、処理能力(脳)も使わないと衰えてしまう。

極論を言えば、外部環境変化に柔軟に対応できることが、生きて行くこと、若くいられること。
人に限らず国や企業などの組織でも同じ。

外部変化には敏感でありたい。

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