Qアノンと進化論

この数日”Qアノン(QAnon)“と言う聞きなれない言葉がニュースに出て来た。
アメリカで様々な陰謀論を展開する極右グループらしい。

ニューヨークタイムズの記事から抜粋すると、2017年10月にハンドルネーム”Q”を名乗る人物が”4chan”と言うネット掲示板に投稿したのが発端。
その後、よりメジャーなSNS媒体であるFacebookやTwitter、YouTubeなどで持論を展開し、購読者数を増やしている。
世の中は、民主党員やハリウッドスターなど小児性愛を崇拝する悪魔の陰謀で動かされていると主張している。COVID-19やBlack Lives Matterも陰謀。2020年の大統領選にも影響を与えようとしており、FBI国内テロの潜在的脅威としており、先ほどの大手SNSも投稿やアカウントの制限を始めている。伝統的に共和党が強く保守的なジョージア州ではQAnon支持者が共和党予備選挙に勝利した。

アメリカのような民主主義の大国で、このような陰謀論が広く支持される、と言うのはある意味驚くことではあるが、その素地は十分にある。

人類はどうやって生まれて来たか?
多くの日本人は、種の進化により現在のホモサピエンスが生まれて来た、と信じている。
進化論(evolution theory)を復習してみると、イギリスのチャールズ・ダーウィンが1859年に「種の起源」で唱えた自然選択説を基礎にした考え方。生物の進化の過程で人類が誕生したとしている。

この進化論、アメリカでは2~3年前にこの説の支持者がようやく60%を超えたらしい。若者を中心に、支持者が増えている。
進化論で無ければ、ヒトはどこから来たのか?

キリスト教社会のアメリカ、もちろん、神が創造したもの(創造論=creation theory)。旧約聖書のアダムとイブは多くの日本人も聞いたことくらいはあるだろうが、この二人が人間の祖先。

QAnonが支持されるのも、こう言った背景のあるアメリカ社会ならでは。
それとも、日本で大多数が進化論を信じている、と思い込んでいるのは自分だけだろうか…?

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