どこでもドアとタケコプター 新型コロナ・バージョン

どこでもドアタケコプター、言わずと知れたドラえもんの道具。恐らく人気はトップ2だろう。

現実の世界を見てみるとタケコプターは近いものができていそうな感じ。タケコプター程小さくはないが、プロペラで飛び上がるドローンにはヒトを浮かせるくらいのものはある。
もう一つのどこでもドア、これは普通に考えるとテレポーテーション(瞬間移動)か。現代の技術では難しそうであるが、個人的には発想を転換してバーチャルリアリティ(仮想現実)だと思う。それであれば既に近いモノは実現できている。

先日、とある取引先の人と話していて、新型コロナが収まらない今は、自動車は今までのように売れない。人が移動するのはそれだけでリスクになる。それよりも、やはりWeb会議などネットワーク回線を使った産業分野の方が今後は伸びて行くだろう、と言う話になった。
そこでふと思い出したのが、高校の先生がある日授業の冒頭にニコニコして「昨日アップル買ってね」と言ってた事。マッキントッシュ(Macintosh)で有名なメーカーのパーソナルコンピューター。その先生は車を買い替えるか“アップル”にするか迷ったが、車はまだ動く、と言う事で“アップル”にしたそうだ。

自分も北京に行った時、多くの人が移動手段の自転車を買う中、さっさと携帯電話を買った。2000年台前半の北京は地下鉄網も少なく、移動はバスかタクシーか歩き、または、自転車。通りも広く街も大きいので、ちょっとした買い物なんかも自転車は便利だったが、結局、北京滞在中は自転車は買わなかった。

どこでもドアとタケコプター、人が乗れるドローンとバーチャルリアリティ。
新型コロナで他人との接触を出来る限り減らすべき今。実際に移動するタケコプターよりも、バーチャルなどこでもドアが時代的には合っていそうだ。
お盆の帰省を控える人向けにバーチャル墓参りなるサービスが紹介されている。これなんかは、正にどこでもドアの一形態と言えるのでは無いだろうか。

それよりもタイムマシンが有れば治療薬を未来から取り寄せることもできるな。

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