マンダレー王宮

マンダレー市内の歩道

マンダレー市内は歩きにくい。車やオートバイもそれなりに多く、何と言っても歩道が整備されていない。正確に言うとは、歩道は、車を停めたり食堂の椅子を出したりするところ。

町では基本的には信号は守られているが、例外が多い。信号の無い交差点も多い。自動車やバイクもそれなりに行き交っていて、道路を渡るのは慣れないと少し勇気が必要かも知れないが、そこはベトナムホーチミンで鍛えた?ので大丈夫。眩しくてもサングラスを外し、走って来るバイクの運転手を見ながら渡る。4輪自動車に対抗する勇気はまだ無いので、4輪車はそのまま通り過ぎるのを待つ。

マンダレー王宮の外堀

マンダレーの中心にはマンダレー王宮跡。1860年からイギリスに併合される1885年までの短期間であったが、独立王国の王朝だったところ。外堀周りは綺麗にコンクリート舗装されていて(西側は除く)歩きやすいが、一辺約3kmのほぼ正方形なので、周囲12km、歩いて一周するにはそれなりの覚悟が必要。東京中心部にある皇居1周は約5kmなので如何に大きいか分かる。

王宮には開放されている出入口は東側1ヶ所しか無く、先程言った3km四方の敷地を突っ切ることはできない。東の入り口から入って、王宮の建物を見て、また、同じところから出てくる、という観光客泣かせの構造。我々が泊まったホテルは王宮の南西に位置する街の中心地なので、出入口までが遠い。

マンダレー王宮

市内や王宮入り口周辺にはトゥクトゥクがたくさん停まっていて”タクシー、タクシー”と声を掛けてくる。我々は徒歩だったが、真面目にマンダレー観光するのであれば、トゥクトゥクやタクシーで回る方が効率的だと思う。

王宮内は外国人観光客が入れる場所、写真を撮っていい場所など区分けされていて、ざっと見るだけなら1時間もあれば充分。入口で入場料10,000チャットを払いパスポートを預ける。どこの国か尋ねられた。国籍によっては入場に制限がかかるのか、と思ったが分からない。

王宮入り口から歩くと敷地内にはアパートが並んでいて人々も生活している。公務員官舎かも知れない。15分程歩くと、金色に輝く建物に着く。外国人観光客を乗せたツアーバスやタクシーも多く、観光客がたくさんいる。昔から砂金がたくさん採れたようで、王国の威厳を示すには建物に金がふんだんに使われているのだと思われる。

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