ミンディ 技術とヒトの進化
先日、ヒトがパソコンやスマートフォンを使い続けると人間の身体もそれに合わせて進化(?)して行く、と言うニュース記事があった。2100年のヒトの身体をシミュレーションで3Dイメージにしミンディ(Mindy)と名付けられている。パソコンやスマートフォンを使う姿勢を続けていると、人の姿勢、筋肉の付き方が変わって行くということらしい。
おそらく、今のPCやスマホを使い続ければ、と言うことだと思うが、どちらも今のままで変わらない、と言うことはあり得ない。
人類は紀元前から文字を記録し、伝えて来た。その主な変遷を見てみると
・石板 / 鑿と玄翁(ノミとカナヅチ)
・紙 / 筆やペン
・紙 / キーボード [タイプライター]
・モニター画面 / キーボードやタッチスクリーン
とずっと手で入力して目で見る、という方法が主流だった。
最近になってやっと音声入力という方法が普及し、出力も読み上げてくれ、手を使わなくても入出力ができるようになって来た。
ミンディが想定している2100年まであと80年ある。
振り返って今から80年前、日本だと第二次世界対戦が始まった頃、ほぼ紙と鉛筆・筆だったと思われる。そう考えると2100年頃には入出力の方法も今とは相当変わっていると想像できる。
近い将来には、センサー付きの帽子のようなものを被れば考えていることがそのまま記録されるようになるだろう。記録されたものを読み取るのも脳に電波をあてるなどの方法になるのだろうか?
ロシアにはカメラ画像から不審者を判別し、犯罪未然に防止するという技術があるらしい。
2100年には、もっと進んで遠くからでもヒトの考えていることが読み取れる時代になっているかも知れない。