台湾産うなぎ
先日、台湾からの来訪者とランチを食べた。鰻重。一時は庶民もわりと気軽に食べられる値段になっていたウナギも近年は再び高くなっている。幸いなことに(?)ご馳走してもらった。
その台湾人曰く「台湾では美味しいウナギはあまり食べられない。ほとんどが日本に輸出されている。台湾人の自分たちが日本に来て美味しいウナギを食べるのは台湾経済に貢献している。」
そう、世の中はお金を使うことで経済がまわっている。日本が台湾からウナギを買って、台湾人が日本に来てウナギを食べる。
上手くできた経済の仕組みである。
ウナギだけではもちろん経済に大きな影響は無いかも知れないが一般的に「モノやサービスを輸入して、国民や訪日客が消費する」のは経済の流れの一つ。
多くの国では、輸出入が無ければ経済が、もっと身近な言葉で言うと人々の生活が、成り行かなくなる。
日本で言えば、江戸時代やそれ以前、また、戦時中の輸出入が少なかった時代の生活に戻る。そんなのは今さらほぼ不可能。
ただ今年(2025年)になってから、世界ではそんな輸出入の障害になりそうなニュースがあちらこちらから流れてくる。タリフマン(tariff man)と自称する某国のリーダーはきっと輸入したウナギなんか食べないのだろう。
自分の手に負えないことをあれこれ考えても仕方がないので、これ以上は深く突っ込まないが、台湾人と一緒に鰻重を食べながらそんなことを考えた。
ちなみに、日本のウナギ輸入先は以前は台湾が多かったようだが、現在は90%前後は中国産らしい。