京都のB級グルメ 餃子
2024/11/24
グルメ大国の日本、各地にその地を代表する料理がある。
パッと思いつくところでは、
・北海道 ジンギスカン
・秋田県 きりたんぽ
・長野県 信州そば
・静岡県 うなぎ
・高知県 皿鉢料理
・長崎県 ちゃんぽん
などなど。まだまだあるがとても短い記事内では書ききれない。
観光客に人気の京都。生八橋や阿闍梨餅をはじめお土産用の和菓子や最近では洋菓子もたくさん思いつく。ただ、食事となると京都に行ってこれを食べる、と言う定番のものが思いつかない。食事で思いつくのは湯豆腐であるが、「京都に行くからには湯豆腐を食さないと」と言った話は寡聞にして聞いたことがない。
東京ではあまり見かけない鯖寿司や箱寿司、鱧料理などはもしかしたら京都を代表する料理では、と勝手に思っているが、全国的に知名度が高いのか、と言われると疑問である。
長らく都だった京都には日本各地の色々な食事が集まって来て、どれか一つが飛び抜けて特徴的になる、と言うことが無いのかもしれない。
京都旅行が好きな同僚によると、京都には「美味しいお店」がたくさんあるとのこと。特定の美味しい「料理」では無い。
懐石料理など和食をベースにした創作料理といった感じだろうか。そう言われると確かにそうに違いない、と思えてくる。
そんな京都、B級グルメもきっとあるに違いない。
B級グルメ選手権(B1グランプリ)が一時話題になったこともある。富士宮焼きそば(静岡県)がパッと思いつく。確か、B1初代王者だった。
京都市のB級グルメ、個人的に思いつくのは餃子。東京圏で暮らしていると宇都宮や浜松が餃子で有名であるが、京都市も堂々4位にランクインしている。全国展開している「餃子の王将」は京都市発祥。子供の頃は外食と言えば王将、だった。
学生時代の京都では「王将でも行こか」「どこにあるん?」「知らんけど、どっかその辺にあるやろ」と言うのが定番の会話だった記憶がある。
「地方」から京都観光に行く人がわざわざ餃子を食べに行くことは少ないとは思うが、京都グルメに飽きた時には美味しい餃子店を探してみるのも一興である…?