新型NISA と プチ断食 自分で考えよう

2024/6/22

今年になって改正施行された新型NISA、開始当初に比べれば少なくなったとは言え、いまだに各メディアには関連記事が溢れている。
個人的な主観と偏見によると記事の趣旨は大きく二つある。
・ せっかくの良い制度、今すぐに始めるべきだ
・ 市場動向を考えると今始めるのは時期が悪い
もちろんその中間の論調が多数なのだとは思うが、どうしても極端な内容の記事が印象に残ってしまう。

もう一つ個人的に両極端の意見が印象に残るのが朝食をめぐる話題。
・ 1日を元気に過ごすためには朝食は必ず食べるべき
・ 胃腸や身体の調子を整えるにはプチ断食が効果的。夕食後から翌日の昼食まで何も食べないのが無理なくできるプチ断食
全く逆のことを、それぞれの立場の人がどちらも身体に良い、と言っている。
何も知らないで(自分も含めて)これらの記事を鵜呑みにするとどうして良いのか右往左往してしまう。

こう言う時は自分で実践してみるに限る。
試しに朝食を抜いてプチ断食を2〜3日やってみた。普段は、しっかりとまでは言わないが、朝食は摂るので朝食抜きはやはりどうも調子が悪かった。
自分的にはプチ断食、少なくとも平日の朝食抜きは恐らく合わない。

さて、一方のNISA。もう少し広く言うと株式や投資信託への投資。
投資に関する格言「卵は一つのカゴに盛るな」。つまり、投資は対象と時期を分散せよ。
今すぐ始める方が、少なくとも時期の分散はできる。但し、今は時期が悪い。
世の中の両極端の趣旨はこう言うことだろうか?

「こう言う時は自分で実践してみるに限る」。とは言っても、朝食を抜くのと違ってコストが掛かる。
要は自分で考えろ。身の蓋もないがそう言うこと。

NISAや朝食に限らず、世の中の話題には正反対の論調が多くある。極端な論調のほうが良くも悪くも炎上しやすい。何も考えずに一方だけの極端な意見に同調すると痛い目に合う。
「あの有名人が言ったから」「あの大手メディアが言ってるから」「あの大物政治家が言っているから」で、世の中の物事を捉えてはいけない(最後の例えはあり得ない…もしかして?)。

思考停止にならずに自分で考えよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

旅日記

前の記事

現金払い 外国のお金