海外旅行の目的
2024/4/26
1ドル150円を超える円安、約34ぶりだとか。海外から来る人たちにとっては日本は何でも安いが、逆に海外に出かける日本人にとっては少し出費がかさむようになってしまった。そんな中海外に出掛けるのは無謀、酔狂、頭がおかしい…?
先日、友人たちと話していて海外に行く理由・目的の話になった。
その34年前と言えばバブル期(概ね1986〜1991年ごろ)。多くの日本人は、買い物やグルメなどが目的で海外に出掛けていた。
その頃の為替は、バブル期前の1ドル240円前後から170円、さらには、135円くらいまで急激に円高が進んだ。
給料も右肩上がりで、みんながお金を正に湯水のように使っていた時期。
海外旅行の目的も「お金を使うこと」だったののもわからなくは無い。
残念ながら自分にとっては湯水のように使えるお金は無く、大学の卒業旅行も銀行からローンで借りた旅行資金でオーストラリアへの貧乏旅行。
その時の目的は単純に日本を出て「海外を見てみたい」だった。
オーストラリアにしたのは、アメリカやヨーロッパに比べて世間の注目がそれほど集まっていなかったことが大きい。
コロナ前の数年間は、仕事以外では年に一度海外に行っていた。友人・知人に会いに行く旅行先もあったが、それ以外は基本的にそれほどメジャーでは無いところ。日本で注目をされ始めたばかりの場所、または、海外旅行サイトで注目されていたような場所になるだろうか。
行った先で決めていることは、現地の人と話すこと。ただ景色を見て、特産を買って、グルメを楽しむだけでは何か物足りない。
言葉の問題もあるので、多くの人と話すことはできないので一部の人の偏った話ししか聞けないかも知れないが、それでもマスメディアやガイドブックでは知れない話しは聞ける。自分が日本人だとわかると(多くの場合はどこから来たのか尋ねられる)日本に対する印象や考え方も話してくれる。大抵は日本を褒める話しだが、社交辞令も大いにあるのでこれはかなり割り引いて聞かないといけない。
海外旅行。
世の中もコロナ禍前の状態に戻った今、自分としても早く再開したい。