性被害とトリチウム処理水放出

2023/8/31

この夏ニュースとそれに対する「世間」の反応で気になる話題が2つあった。

一つはDJ Sodaの性被害など、性犯罪と被害女性の服装・格好の因果関係。
もう一つは、福島第一原子力発電所のトリチウム処理水の海洋放出。これに対する主に中国の反応。

どちらも「被害者」側の態度・行為が「加害者」の犯罪などの行為を誘発・助長した、と言うことになるかと思う。

海外に行き始めた頃、貴重品の持ち方についていろいろとアドバイスを受けた。日本と違ってスリやひったくりなどの犯罪が多いので、
・財布やパスポートは外から見えないように、腹巻きのように身体に巻き付ける。
・色々なポケットに少しずつ現金を小分けにし、危ない場面に出逢ったら現金を投げて逃げろ。
など。無防備に過ごせる安全な日本とは少し違う対応が必要だと言われた。
今でも海外に行く時はなんとなくではあるが、その辺りの「教え」は自分に染み付いている。

話は変わるが、防衛力整備や増強。ロシアのウクライナ侵攻もあって、近年これらに関する話題が急激に増えて来た感がある。論点としては、近隣に軍事力を行使しようと国々があるので、相手を思いとどまらせるためにも日本も軍事的な「抑止力」を強化さる必要がある、との論調。逆に言えば、周りに軍事力を行使する国が無ければ「抑止力」強化は不要、と言うことか。

理想の社会・世界は、
軍事力を強化しなくても平和な国、平和な世の中。
無防備に街を歩いていてもひったくりやスリに遭わない平和な街。
科学的・論理的な説明をしっかり行えば、周りの理解を得られる世界。
どのような服装・格好をしていても姓犯罪に遭わない社会。

世界には、世の中には、残念ながら自分たちが理想と考える思考や態度をとらない人々も多い。
理想と現実、やはり違う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スポーツ・健康

前の記事

自分への投資