日本代表 WBCとサムライ

2023/3/21

日本のメディアは野球のWBC(World Baseball Classic)一色の感がある。普段はテレビで野球を観ることが無いので、毎日のようにどのチャネルでもWBCと言うのは少し自分の中では新鮮である。

さて、そのWBCでは日系人の日本代表、ヌートバー選手の活躍が報道されている。

調べてみると、WBCでは、国籍や永住権を持っている選手はもちろん、両親のどちらかが日本国籍または日本生まれであれば、日本代表になる資格があるらしい。

サッカー代表は単純で、日本国籍を持っている選手。こちらは単純で分かりやすい。

新型コロナ前に日本でワールドカップが開催されたラグビーでは、本人、または、両親・祖父母の一人が日本生まれ、されには、日本に長く住んでいる選手も日本代表になる資格がある。
野球やラグビーは、世界でも人気や実力のある国が偏っているため、なるべく多くの国に参加してもらうために複雑な代表条件を作っているのかも知れない。

一言でスポーツの日本代表と言っても、色々な条件がある。改めて、日本や日本人を見つめ直す一つのきっかけになり面白い。

日本ではなかなか進まないように思える「国際化」「多様化」。色々な形があっても良い。
もっと言えば、旅行で日本に来たり、日本食を食べたりする程度でも、日本が好きであれば日本代表になれる、と言うような門戸の広いチームがあっても面白い。

日本人とそれ以外で、「区別(差別は論外)」するのはそろそろ時代遅れになって欲しいと思うのはまだまだ少数派だろうか?

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