クリスマス休暇と年末年始休暇
2022/12/31
いよいよ激動の2022年も残すところわずか。
今年はほとんど引きこもり生活。季節の移り変わりを感じるのは、天気など自然現象とお店(実店舗・ネットショップ)のセール情報くらい。
アメリカのニュースチャンネルを見ていると、季節の話題と言えばクリスマス関連。今年は大寒波で多くの飛行機が欠航になるニュースが連日報道された。クリスマス休暇に旅行や里帰りなどで移動する人々が大混乱になっている様子が多かった。
日本ではクリスマス関連もあるが、やはり「年末」や「正月・新年」の話題が多い。人々の動きも年末年始を基準にしている。仕事納めの日(12/28)は久々に出勤したが、東京駅周辺では大きなキャリーバッグを引く人々、小さな子供を連れた人々、普段見慣れた東京駅とはやはり雰囲気が違った。
中国に住んでいた頃の「年末」はもっと静かだった。
商店やレストランにはサンタクロースの飾り付けもあったが、「大晦日」や「元日」の盛り上がり感はさほど無かった。日本人は年末年始で忘年会や新年会と称して集まり、欧米人はクリスマスと称して集まる。日本人も含めた「外国人」は、お互いに何となくクリスマスも年末年始も祝いあっていた。
中国では1月1日だけは新年の休日だが、確か12月31日までと1月2日以降は普通に働いていた。年末年始やクリスマスを祝う習慣は基本的には無いので、静かな感じ。中国の新年は旧暦で祝う春節。この時は、日本でも報道されるように民族大移動が起きる。
1月7日にはロシア人だけが集まって騒いでいた。この時は、ロシア圏以外の人々は何で騒いでいるか分からないようだったが、どこからか「ロシアのクリスマス」と教えてくれる人がいた。
日本では正月は1年でも最大の「イベント」。これは常識と言っても良い。
世界でも同じ常識が通じるとは思ってはいけない。
今年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。