急増する新型コロナ感染者数
2022/12/22
このところ会社のイントラに毎日のように新型コロナ陽性者の報告がある。
12月になって10人以上。事業所の人数は100数十人なので、6~8%と言ったところか。相当な割り合い。
ちなみに、会社に行っていない自分も濃厚接触者で自主隔離中。
今年の夏のオミクロン株、第7波の時でも身近にはこれほど多くの感染者はいなかった。
寒くなると人の免疫力が低下するので感染者が増える、と言う最近の仮説もある。インフルエンザが冬に流行ることが多い一因かも知れないとのこと。そうだとすれば、最近の新型コロナ感染者数増加も納得できる。
新型コロナの新規感染者・死者数がG7でワースト独走中、と政権批判論調の一部報道もある。
海外のニュース映像を見ていると、先日終わったFIFAワールドカップのカタール、優勝パレードが行われたアルゼンチン・ブエノスアイレス、フランス・パリなど屋外の映像が多いとは言えマスクもつけずに密状態。感染者がいないとは思えない。
また、先日ゼロコロナ政策を180度転換した中国。こちらは、政府の発表に反して、有症状者や死亡者数が急増しているとの報道がある。
実際、人づてに聞いた話では、中国に住んでいる知人の印象では周りの6割ぐらいが感染したらしい。
日本の新型コロナ陽性者数が多い、と言うのは他の国ではもはや正確に人数をカウントしていないから、と言うのも大きな理由ではないかと思う。
とは言っても日本の感染者数もどこまで正確かはわからない。
今までは保健所が感染者の動向を逐一追跡していたようだが、最近は自己申告のよう。自治体によっても違うかもしれないが、ネット経由で自分で登録する。登録を忘れていても(しなくても)、それ以上は追跡されないようだ。
保健所の負担を減らしつつも「ある程度」の人数を把握する体制になっているということか。
感染者数を把握するにも人手、つまり、お金がかかる。もちろん税金。
「新型コロナの新規感染者・死者数がG7でワースト独走中」に対する批判。いつまで税金を使い続けるんだ、と言う意味の批判なら個人的には納得できる。
新型コロナ、後遺症についてまだよくわかっていないところもあるが、インフルエンザと同じように季節ごとに流行するのが当たり前になってきた印象である。