一杯1000円のコーヒー アメリカの物価高
2022/7/15
アメリカ在住の日本人の友人が東京に遊びに来た時、珈琲店に入った。
東京では珍しくチェーン店ではなかった。
新しかったが、店の造りは古き良き喫茶店。チェーン店に比べると少しは高いだろうな、とは思ったが、メニューを見ると、コーヒー1杯1000円程度。
さすがに「高い」と思ったが、友人からすると何でも無さそうな感じだった。
このところ日本のニュースでも報じられているアメリカの物価高。やはり実感するそうだ。
スターバックスやマクドナルドのようなチェーン店ですら、普通に飲食すると日本円で5000円近く。
最近の円安で計算すると、US$35程度だとすれば、あり得る価格である。
日本では、スタバやマクドで一人1000円と言うのはあまり無いが、アメリカでは量が多い。コーヒマグにしてもサンドウィッチ/ハンバーガーにしても日本に比べると大きくて高い。
それが、このところの物価高と、円安レートでの計算によって5000円近くになってしまう(税金やチップも含めて)。
そんな物価感覚を持っていると、1杯1000円のコーヒーは普通なんだろう。
US$5.00+Tax程度だと考えると、そんなもんかな、とは思うが、日本で給料が増えないとつらい。
新型コロナによる海外渡航制限も解除されつつあるが、為替や物価、収入の日米格差が広がると気軽にはアメリカに行けない。