暑さ寒さと商売

2022/6/16

昨日とおとといの関東地方は寒かった。
6月、間もなく夏至だと言うのに気温が20℃に届かない。4月初旬の気温らしい。

さすがにコートは要らないが、長袖シャツだけでは少し肌寒い。上着が欲しい気温。

そんな時にCNNニュースを見ていると世界の各地を熱波が襲っていると言う。

アメリカでは、南西部から北東部にかけて100°F近くに気温が上がっている。摂氏だと37℃程度。
ヨーロッパでも、スペイン、フランスやイギリスでは、8月の真夏の気温になっていると言う。

こんなニュースを見ると、熱を輸送できれば、冷暖房費用、電気代が節約できて良いのに、と思う。

「商売」「ビジネス」の基本は、豊富にあるところのモノを、それを必要としているところで売ること。
暑い地域で余っている「熱」を寒いところで売れば「商売」になる。

言うのは簡単だが、科学技術の発達した現代でも実現していない。
熱は分子の運動。動いているものは、エネルギーを使い果たすと止まってしまう。つまり、熱を失う。

熱のままで遠くまで運ぶのは、難しい。

また、熱を移動させずに貯蔵し、別の時間に使う方法も考えられる。
暑い夏の「熱」を溜めて置いて寒い冬に使う。これは聞いたことがない。

冬に降った雪を溜めて置いて夏の冷房に使う氷室と言うのはあるが、雪を溜める大きな部屋が必要。

原油や天然ガスが値上がりしている昨今、「蓄熱」や「送熱」の画期的な技術が開発・発見されれば良いのだが、やはり科学的に不可能なのだろうか?
経済的にコストが見合わないだけであれば、将来的な実現できるのだろうか?

寒かった関東地方も今日は10℃以上気温が上がるようだ。
寒さ暑さに耐えられる「家」や「服」を造る方が現実的かも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です