アメリカの銃犯罪 日本の刀狩り

2022/6/4

このところ毎日のようにアメリカの銃撃事件が報道されている。
ニューヨーク州のスーパーマーケット、テキサス州の小学校、オクラホマ州の病院。キリが無い。

2009年以降の学校での銃撃は、アメリカで288件と言うデータもある。

先進国で法治国家と我々が思っている国での数。
背景にはもちろん銃が多くの市民が普通に買えることにある。

いつものように今回も銃規制の議題は持ち上がっているが、銃規制にはなかなか進展は無い。「自衛のために」銃を持つべきだと言う意見が多く、また、NRA(National Rifle Association)が強力な政治的影響力を持つからだとも言われる。

日本で、誰でも銃が持てる、想像するだけで恐ろしい。

日本も昔は、誰でも武器が持てた。刀。

16世紀、安土桃山時代に豊臣秀吉が発した刀狩令が有名だが、それ以外にまで何回か刀狩りは行われているようである。基本的には、武士を除いて一般庶民の帯刀は禁止する内容だったようだ。

その頃の社会の基本を引き継ぎ(?)、現代日本でも、自衛隊と警察以外の一般市民は刀や銃の所有は制限されている。
現代の日本の平和、戦国大名や徳川幕府の影響もある、と言うのは言い過ぎだろうか。

アメリカも何10年ぶりかのインフレに見舞われ、低所得者の生活が苦しくなってくることが想像される。治安の悪化が始まっている兆候だろうか。

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