紙だらけの事務所

2022/4/7

4月1日に会社の組織変更があった。
それに伴い、席も移動する。作業自体は引っ越し業者が行ってくれるが、デスク周りの整理や備品・資料などの箱詰めは各自行う。

と言う訳で、出社して整理していたが、「無駄な」紙類の多いことに改めて驚いた。

平成時代に溜め込んだ紙の資料。
プレゼンや提案書作成中に集めた各種情報、契約書のドラフト、他社の会社・製品案内など。
それらに加えて、新型コロナ療養で休んでいる間に書類箱に入れられていた書類もたくさんあった。
よく見てみると、Emailをプリントアウトした紙。日付は昨年の夏から秋頃、ほぼ会社に行ってなかった頃のメール。

確かにその頃は、体調が悪く自宅でのメールチェックもほとんどしていなかったが、プリントアウトしてデスクに置いておく、と言う感覚が信じられなかった。もちろんそれらの紙は、他の古い資料と一緒にシュレッダーに直行だった。

紙だと、マーカーで大事なところに線を引いたり、メモを書き込んだり、PCなどの画面上よりも便利なところはいくつかあるのは認める。ただ、Emailをわざわざプリントして他人のデスクには置かないで欲しいものだ。

昭和世代(自分もそうであるが)には、全てのメールをカラーでプリントして、デスクに「積んでおく」ことを常としていた先輩がいた。カリフォルニア州の大火事の時に、取引先の人に安否確認をした時の返信までもご丁寧にカラープリントしてあった。

令和の今、さすがにそんな人はいないと思っていたのだが、まだまだ紙、紙、紙の我が社。
DXの令和、この先大丈夫なのかな、と不安になった4月の始まりである。

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