葉っぱをついばむニワトリ 中国の日本観

2022/4/2

ロシアのウクライナ侵攻に関するニュースで、ロシアの考え方を解説していた。
その解説者によると、
「ロシアはウクライナを植民地と考えている。その植民地が他国に占領されているので解放する、と言うのが侵略の理屈だ」
「以前はスペインやポルトガル、現在でもフランスやイギリスが海外領土として植民地を持っているが、ロシアは同じだと考えている」
らしい。

北京に住んでいた時には、多くの中国人と話をする機会があった。政治的に微妙な話も多かった。

中国人の世界観が表れていると思ったのが「日本列島葉っぱ説」(自分が勝手に命名)。
複数の中国人が同じ話をしてくれた。

曰く、
中国人は地図を見て、日本列島は葉っぱのようだと思っている。
中国はその葉っぱをついばもうとするニワトリ。
だけども、今のニワトリにはくちばしが無いので、葉っぱを食べることができない。

地図を見ればわかるが、くちばしは朝鮮半島。

もちろん、ニワトリと葉っぱは比喩ではあるが、中国人の世界観を意外と正確に表している感じがする。

世界の他の国々がどう考えていても、自国の論理(屁理屈)を正当化しようとして始まるのが戦争。日本が関わった過去の戦争も同じ。

日本としては、食べられそうな葉っぱと思わせないことが大事。

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