友好的な中国人 不気味な中国
2022/3/19
ウクライナ情勢をめぐって、バイデン・米国大統領と習近平・中国国家主席の電話会談が行われた。
中国に関する報道や話しを聞いていると、自己矛盾を感じることが多い。
政治や経済関連の論調では、中国は「あちら側」の国。
西側の民主主義国家とは違う価値観を持った国。
一方、先月の冬季北京オリンピックも含め、文化的な話では「こちら側」、東アジアの隣国。
古代から綿々と続く中国から文化的な影響を大きく受けた日本。
逆に、一般の中国人、特に「若者」はアニメや音楽など日本文化の影響を受け、基本的に一般の日本人に好感を持っている市民も多い。
個人的には、中国企業やアメリカ企業の中国工場・事務所の中国人とのコレポンが多い。
今でも連絡をとっている人はいるが、Facebookなどアメリカ系のSNSが使えないので、連絡が取れる人は少なくなっている。
微博(Weibo)など中国のSNSを使って連絡を取っていた知人もいたが、微博の規約が変わり、アカウント更新をしていないので一時的にアクセスできなくなった。規約を承諾すればアクセスはできるはずであるが、色々な個人情報の詰まったスマホでアクセスするが単純に嫌なだけ。
北京オリンピック期間中に選手や関係者にインストールが義務付けられたアプリも、一部の「西側」諸国では、個人スマホにはインストールしないように注意喚起が出ていた。
個人用と会社支給のスマホ、普段から2台持ちであるが、中国人の知人との連絡には中国専用スマホを持っていた方が良いのだろうか。
フレンドリーな中国人と何となく不気味な中国という国。何となくモヤモヤした感じになる。
ロシア人の知人はいないが、ロシアとロシア人も同じような感じだろうか。