フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ 時速600km
2022/1/16
滅多にないのだが、昨晩遅くと言うか今朝早く目が覚め、これも滅多にないのだがスマホでニュースを見てみた。
津波警報が出ていた。
昨日(15日)の13時頃(日本時間)に噴火したフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山に伴う津波。
ハワイやバヌアツなど太平洋の島々はもちろん、アメリカ西海岸やアラスカでも津波は観測されたらしい。
日本へは噴火してから約12時間で津波が到達している。
フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山から東京まで約800km、自分の計算が正しければ到達速度は時速500~600kmにもなる。
新幹線の2倍、ジェット機の約6割程度の速さ。
海で走る船などの時速は
・セイリングでは
ナクラ(カタマラン=双胴艇): 約50km
ウィンドサーフィン: 約65km
・動力のある船舶では
ジェットフォイル(水中翼船): 約80km
魚雷でも140km/h程度。
500km/h は海中を進む物体ではありえない速さ。
今回の潮位変動は「津波」が海を伝わったものではないのかも知れない(追記参照)。
1991年に大規模噴火をしたフィリピンの ピナツボ山。
大量の火山灰で太陽の光が遮られ、世界中で異常気象が発生した。
1993年には日本でも冷夏の影響で、米の大凶作になりタイ米が急遽輸入された。
今回のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイの噴火も同じくらいの大規模噴火と言われている。
ただでさえ異常気象が続く昨今、さらなる異常が起きるのだろうか?
追記:
津波の伝わるスピードは船舶などと比べると格段に速い、特に、水深が深いところでは時速800kmにもなると言う。
「防災リテラシー研究所」ホームページより