アベノマスクの有効活用

2021/12/25

昨年の負の遺産、配りきれずに余ったアベノマスクを廃棄する方向で話が進んでいるようだ。
どこの倉庫に保管されているのか知らないが、当然保管費用は掛かるので、保有し続けるよりは廃棄した方が良いという理屈はわかる。

ただ、今の世の中、廃棄するのはもったいないと言う声が上がるのも理解はできる。

資源有効利用促進法の主旨に照らし合わせても、アベノマスクの有効利用はすべきである。Reduce, Reuse, Recycleの3Rが推奨されている。
すでにできあがってしまったマスクは、Reuse(再利用)またはリサイクルによる活用になる。

まずは、再利用。
恐らくマスクとしての用途では引き取り手が無い。
マスクであると言う考えを捨て「単なる布」と思えば使い方もいろいろと思いつくのでは無いだろうか?

発想が貧困な自分としては、ふきんや雑巾、ウェス程度しか思いつかない。
ガソリン/ディーゼル・エンジン周りのメンテナンスにウェス(ボロ布)は必要。
自動車修理工場やマリーナ、建設機械等のレンタル会社など日常的にエンジン周りのメンテナンスを行なっているところに配るのはどうだろう。布が小さいので迷惑だろうか?

リサイクルとしては、布を他の製品に作り直す。
ジーンズで有名なエドウィンが「あなたのジーンズ返してください」のキャッチフレーズでリサイクル活動を行なっている。
布マスクをどのような繊維商品に生まれ変わらせることができるか知らないが、いろいろな提案を受けつけるのも一つの方法。

マスクとしての引き取り手探し、または、廃棄と言う二者択一の貧困な発想では何も生まれて来ない。
みなさんの豊富な発想力で有効な活用法を見つけて政府に提案してみてはいかがだろう?

ところで、昨年我が家にも届けられたアベノマスク。未だに大事に保管してある。
大切な国税を使って準備されたマスク、畏れ多く、もったいなくて使えない。

12月28日: 当然と言うかこのような声があがっている。
布製マスク「廃棄もったいない」配布希望1万件超に – イザ! (iza.ne.jp)

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