アメリカの缶切り 使えますか?

2021/12/18

少し賞味期限の切れた缶詰が見つかった。早速、食べようと思ったら缶切りが見つからない。

最近の缶詰は、ほぼ全てプルトップ式なので、缶切りは必要ない。
缶切りはどこかにあったはずだ、と「家宅捜索?」を行い後になって見つかった。

考えてみると、平成生まれの人たちは、もしかしたら缶切りが使えないかも知れない。もっと言うと、缶切りを見たことが無い人もいるかも知れない。

缶切りと言うと思い出すのが、ずいぶん前のアメリカ出張。
数週間と比較的長期の出張だったので、ホテルやレストランで食べる食事だけでは飽きて、同行した人達とスーパーで買い出し。ホームパーティーならぬホテル・ルーム・パーティーをした。
缶詰は日本と同じようにプルトップだと思っていたが、缶切りが必要だった。缶切りもスーパーで買った。

日本で一般的な缶切りとは似ても似つかなく、最初はどうやって使うか分からない。試行錯誤して、何とか缶は空き、めでたく「ルームパーティー」はできた。
何の缶詰だったかは思い出せないが、ビールかワインに合うツマミだったと思う。

この記事を書くにあたり調べてみると、このような動画が見つかった(→アメリカのCan Opener)。
日本の缶切りは、缶の上面を切っていくが、アメリカで使ったのは缶の側面最上部を切るタイプ。慣れれば楽に切れるが、さすがアメリカだけあってCan Openerは大きかった。

海外で缶切りを使う予定のある人は参考までに、予習しておくと良い。

何年か住んでいた中国では、缶切りを使った記憶はない。日本でもおなじみのツナ缶はプルトップだった。
日本だと、水煮かオイル漬け。
水煮かオイル漬けを信じて疑わなかった最初の買い物では、適当に買っていざ食べようと缶を開けた時に何とも言えぬ不思議な色と香りに驚いた記憶がある。
中国にはカレー味や中華風味付けなどいろいろな種類がある。

ところで、自宅で食べようと思った缶詰は、戴きモノのカニ缶。我が家にしては高級食材。
安易なプルトップよりも、缶切りが必要な昔ながらの不便さの方がありがたみが増す…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です