温泉療養 新型コロナ後遺症
2021/11/28
前回書いた四国旅行は療養のため。
6月に感染した新型コロナの後遺症が依然として治らない。
いわゆるブレイン・フォグと言われる症状で、頭痛や集中力低下などの症状が続いていた。後遺症外来で漢方薬を処方されたり、自律神経改善に有効だと言う鍼治療を受けたりしている。
良くなったり悪くなったりしながらも、徐々に改善していると信じたい。
漢方薬、鍼治療と来れば次に思いつくのは温泉療養。
そこで、四国・大歩危温泉に行った。
徳島県三好市・吉野川沿いにある温泉。
温泉には泉質によって色々な効能が書かれているが、どうやって検証したのだろう?
薬の場合は、偽物(プラシーボ)を投与した患者グループとの比較が行われる。温泉の場合もそのような厳密な検証がされているのか?
最近は、地下深くから汲み上げた温泉水を使ったスーパー銭湯のようなものが都会にもある。
例えば、効能が明らかな都会の温泉と静かな景勝地にあるただの風呂。
どちらが良いのだろう。
もちろん症状によるのだろうが、今の自分には、都心から離れた閑静な風呂が良いと思われる。気持ちの問題が、大きく影響するかも知れない。
大歩危温泉に浸かり、都会から離れた周辺を歩き周るだけだった今回の四国旅行、今のところ頭痛の症状は消えている。平日の温泉、新型コロナの影響で入浴は宿泊客限定。大抵は大きな浴場に一人でのんびりと入っていた。
ほとんど誰とも話さない引き篭もり旅だったが、症状改善には役立った、はず。
大歩危温泉の効能は「神経痛、うちみ、くじき、筋肉痛、疲労回復、関節痛など」とある。
泉質による効能がどれだけ正確かはともかく、日常を離れてリラックスすれば多くの「病」は改善するに違いない。