ポイ活 と 無駄な買い物

2021/11/10

ポイ活/ポイント活用と言う言葉が普及してしばらく経つ。
昔からポイントというものはあったが、紙やプラスチックのカードにスタンプを押したり、磁気情報を入れたり、個別の店舗ごとに物理的なカードを持つ必要があった。
特に良く使う店など1〜2枚のカードは持っていたこともあったが、必要な時に持っていないことが多く、いつの頃からか物理的なポイントカードは拒否するようになった。

そんな自分もクレジットカードで貯まるマイルは有効に使っている、と言うか、新型コロナ前までは使っていた。飛行機に乗ることも無くなり、マイルはほぼ無用の長物になっているが、それもあと少しの辛抱(のはず)。

もちろん最近は、ポイ活用のスマホアプリがたくさんあり、その気になれば色々な場面でポイントが貯まる。しかも、普段から持ち歩くスマホ以外に必要なものは無く利便性も高い。

問題は、ポイント欲しさに不要な物を買ってしまったり、貴重な時間をゲームや広告閲覧などに使ってしまうこと。
ゼロでは無いにしろ、基本的にはスマホゲームはしないので、自分としては余分な買い物の方が危険。

買い物では、ポイントが貯まるのが200円単位と言うのが多いと思う。
100円の商品が1個だけ欲しい時に、ポイント欲しさに200円以上買ってしまう。プリペイド式のICカードを使い始めた頃は、そんな無駄遣いが良くあった。

ポイント欲しさの無駄遣いは、昭和の時代にもあった。
子供の頃、母親とスーパーに買い物に行った時「あと〇〇円買うと抽選券が貰えますよ」とレジの人に言われた。200〜300円程度だったのだろう、母親はその金額を満たすため必要もないトランプを一箱買った。
抽選で当たったのは、トランプ。全く同じ絵柄のカードだった。

たかが抽選券のために余分なものを買う母親を白い目で見ていた自分だが、平成の世に同じことをしている自分がいた。
令和の今、自分も少し成長し、ポイントのための無駄な買い物はしない、と決めている。

それでも溜まったマイルやポイントの失効は悲しい。
新型コロナが比較的落ち着いている今のうちに旅をしよう。

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