ときぐすり2 新型コロナ後遺症

2021/10/23

前回に続き「ときぐすり」。

先日の医師との面談で「ときぐすり」と言われた時、頭に浮かんだのは「溶き薬」と言う文字。

こちらも聞いたことのない言葉だが、新型コロナ以前滅多に医者に掛かることも無かったので、単に自分が知らない言葉なのかと思っていた。
自分では、水などに溶かして飲む薬、と勝手に想像した。
前回書いた通り、その先生がおっしゃったのは「時薬」だった。

後日そのクリニックで紹介してもらった新型コロナ後遺症外来を受診した。
都心にある病院の東洋医学・漢方薬にも精通した感染症の先生で、全身のツボを押さえて全身の状態を診た後に、3種類の漢方薬を試すように言われた。
以前上海に住んでいた時にも漢方薬を処方してもらったことがあったが、その時は小袋に入った液体で、温めて飲むように言われた。ちょうど、スーパーなどで売っている生ラーメンの液体スープの袋のような感じ。

今回も液体かと思ったが、病院で処方できるのは顆粒状の薬とのこと。
病院内の薬局でその漢方薬を受け取り、再び診察室へ。診察室で顆粒を小さな湯呑みに入れもらいお湯で溶かして試飲。お湯に溶かすと本来の漢方薬に近い状態になるので、薬効も高くなるらしい。
漢方薬本来の匂い・味も表れてくるので、苦手な人にとっては少しつらいかも知れない。

その時に頭に浮かんだのは「溶き薬」。

後遺症外来の先生曰く、飲み続けていれば「急に治りますよ」と。

しばらくは、二つの「ときぐすり」で後遺症が治ることに期待しよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です