地震予知 バヌアツの法則

2021/10/8
2021/10/9追記

昨夜、東京近郊は久しぶりに大きな地震に襲われた。東日本大震災以来10年ぶりの震度5だと言う。

地震は、予報が出せるほどには予知技術は進んでいない。
例えば「30年以内に70%」などは良く報道されているが、残念ながらこれは日常生活に役立つ情報では無い。そのためか、科学的か非科学的かは分からないが「地球物理学」以外の手法による地震予知の努力が色々と続けられている。

昔は、ナマズが暴れると地震が起きる、など動物が普段と違う行動をすると地震の前触れだ、と言われたこともあった。
最近は、震源が遠い場合は、震源近くのP波を捉えて警報を出す緊急地震速報などの技術が徐々に進んでいて、動物の優れた感覚に頼る場面は少なくなっているかも知れない。
ただ、緊急地震速報もまだ完全では無く、また、速報から揺れを感じるまでの時間が短く、避難できるほどの準備はできない。

例えば、「明日の6時から8時までの間に」や台風予報と同じように「3日後に70%の確率で」などの予報ができるようになれば変わって来ると思うが、そこまでの技術開発にはもう少し時間が掛かりそうだ。

「非科学」的とされる地震予知にも色々な方法・法則がある。

自分が20歳代だった時に経験したのは「予知夢」。
明け方に大地震で目が覚め、会社でその話しをすると「地震なんか無かったよ」と言われた。
翌日も同じく明け方に同じような地震で目が覚めた。再び夢だと思っていたので、会社に行っても黙っていたが「本当に地震あったな。また、夢見たら教えてくれ」と言われた。
安定して予知夢を見られれば役立つのだが、残念ながら地震の「予知夢」を見たのは自分ではその1回限り。

このところ気になっているのは「バヌアツの法則」。
南太平洋、ニュージーランドの北にある島国バヌアツ近辺でも大地震が多い。
恐らく10年ほど前からだろうが、この辺りで大地震が起きると1〜2週間程度以内に高い確率で日本でも同程度の大地震が起きる、と一部で言われている。
先週土曜日、10月2日、そのバヌアツでマグニチュード7を超える地震が起きており「日本で地震が起きなきゃいいな」と思っていたところだった。バヌアツの法則を完全に信用できるかどうかは別として、少し気になる法則である。
これは地球物理学で因果性を解明してもらいたい。

いずれにしても、日本に住んでいる限り避けては通れない地震。備えあれば憂い無し。

追記:
10月9日に再びバヌアツでM7.0の地震発生。深さ520km。

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