三回目のPCR検査 陰性証明

2021/9/15

新型コロナに感染後、会社から来社にあたりPCR陰性証明の提出を求められた。

陰性証明書を出してくれる医院をインターネットで探し、検査を受けた。追加料金を払えば、当日に結果が出るプランもあったが、翌日に結果の出るプランを選んだ。
結果はNEGATIVE(陰性)。

PCR検査は、保健所などに濃厚接触者と認定されれば公費負担で無料で検査を受けることができるが、そうでなければ自己負担。症状が無ければ健康保険も使えない。金額は決して安く無く1回2万円程度(自費検査)。郵送で対応するともう少し安い検査キットもあるが、それでも1万円弱。郵送による検査でも陰性証明にはオンライン診療を受診する必要があるようだ。

陰性証明書(一部)

日本で行われるPCR検査は、鼻から綿棒を入れて粘液を採取する方法と、唾液検査の2種類があるが、自分の場合は3回とも唾液検査だった。3回ともそれぞれ別の医療機関だったが、唾液採取の方法と量が違っていた。最初はプラスチックの試験管に唾液を入れたが、先日受けた3回目は紙コップにほんの少しの唾液でOKだった。

ワクチン接種が進み、接種証明があれば色々な行動制限が緩和される、と言う報道もされている。
接種していない人、または、できない人は陰性証明があれば良いとも言われているが、イベント等の都度数千円〜2万円程度の検査を行うことになるのだろうか?
身体的に特に理由も無くワクチン接種を避けている人は別として、アレルギーその他の理由で接種を希望してもできない人もいる。そう言う人たちの陰性証明にかかる費用は、ワクチン接種同様公費負担にしないと不公平が生じる。

もう一つは、陰性証明と言うことであれば、郵送での検査では不正行為があり得ること。
スポーツ選手のドーピング不正は時々報じられる。
同じように本人が体調の悪い場合は、他人にお願いして唾液を採取して送れば検査逃れができるかも知れない。オンライン診療だとよほど顔色が悪ければ別だが、そうでなければ分からない。

証明にあたっての不正防止対策はあるのだろうか?
それとも性善説に基づき、日本人は不正をしない、とでも考えて制度が造られるのだろうか。

フランスやドイツでは感染者を臭いで識別する犬の研究がされている。
イベント会場や長距離の公共交通機関などを利用する際には、犬による検査が必要、など可能性はあるが犬の長時間労働が心配である。
ニッポンの技術で、空港にあるX線検査のような”新型コロナ識別ゲート”のようなものができるかも知れない。

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