名探偵コナン と ツインビル

2021/9/12

子供の頃は、シャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンの小説をよく読んでいた。
子供向けのシリーズ本も出ていたが、ほとんど読んだのでは無いかと思う。
それぞれイギリスのコナン・ドイル(1859年5月22日 – 1930年7月7日)とフランスのモーリス・ルブラン(1864年12月11日 – 1941年11月6日)の小説で、同時代の探偵と大泥棒と言うライバル関係でもあった。
実際、モーリス・ルブランは2人の対決を小説にしている。日本語ではルパン対ホームズになっているようだが、ルブランは探偵の名前をHerlock Sholmès(ハーロック・ショームズ)としている。

日本でも、ホームズとルパンを模した有名な作品が出されている。
名探偵コナンとルパン三世。
大人になってからもこれらのアニメはよく観る。

名探偵コナンは、アニメ作品であり、本格的な探偵小説では無いので目くじらを立てるほどでは無いのだが、推理と言う面では、固定観念が強すぎる感じがすることが良くある。
例えば、電車に乗る位置。「乗った駅の改札や階段から近い車両」や「降りる駅の出口に近い車両」に乗る、と決めつけているが、実生活では「一番すいている車両」や「乗換駅で大勢の乗客が降りる(座席が空く確率が高い)車両」も有力な選択肢である。

ところで、名探偵コナンは劇場版がいくつも公開されているが、「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」と言うのがある。高層ツインタワービルが爆破されるストーリーだが、2001年4月に公開された作品。
2001年9月11日ニューヨークのワールド・トレード・センターテロの半年近く前。

9.11テロは旅客機によるテロだったので、トム・クランシー(Tom Clancy)の「日米開戦(Debt of Honor)」をヒントにした、とも言われている。この小説ではジャンボジェット機がアメリカ議会議事堂に激突した。

名探偵コナンもテロリストのヒントになったのだろうか。

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