外出禁止による健康被害

2021/8/23

新型コロナの感染拡大が止まらず、緊急事態が宣言される地域が拡大された。
緊急事態宣言とは裏腹に、政権トップやマスメディアからはオリンピック・パラリンピックをはじめ、各種お祭り騒ぎを煽るような逆のメッセージが出ているので、緊急度は国民に伝わらない。

感染拡大を防ぐためには、一歩踏み込んだロックダウンをすべきだと言う意見もある。感染拡大を防ぐためには人の移動を、第一回の緊急事態宣言時程度まで減らせれば、効果があるかも知れない。
そう言う意味で、新型コロナウィルスより先に免疫ができてしまった緊急事態宣言に代わる対策としてロックダウンは有効なのかも知れない。但し、あくまでも感染拡大を防ぐ、という点だけを考えた場合である。

経済面での懸念の他にも、ロックダウンによる健康面の不安もある。

感染発症の地、中国はもとより、ヨーロッパ諸国などでも、感染拡大以降ロックダウンと称して最低でも一度は外出制限が課された国も少なくない。国や地域により、制限の程度は違うようであるが、例えば昨年のフランス・パリでは自宅の近くでの屋外運動は時間を制限して可能だったとも報道された。

ロックダウンで屋内に閉じこもってしまってしまえば、運動不足、飲酒量の増加、食べ過ぎ、精神的な不調などでかえって不健康になってしまう可能性は大いに考えられる。

緊急事態宣言地域の拡大に伴い外出制限が厳しくなる高齢者施設などもあると言う。
高齢者や子供など屋外で運動はやはり必要。

ロックダウンや緊急事態宣言による制限の強化で、これら「屋外運動」機会を制限してしまっては、健康面ではマイナス。
逆に言えば、これらの制限をせざるを得ない程、今の感染状況がひどいと言うことも言えるが。

他人に迷惑を掛けない大前提で、健康第一で過ごすのが良さそう。

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