新型コロナ病棟II (医療崩壊)
2021/8/4
新型コロナ感染者の入院対象者を重症者や重症化リスクの高い人に絞り込む政府の方針に対して、批判が起きている。
自分が入院した時は、CT検査で肺炎の影はあったが「軽症」だった。
入院時は、38℃以上の発熱以外は特に症状も無く、その時はまだ動けた。
入院後に熱が高くなり、3日目か4日目頃には39℃、起き上がっているのがつらくなった。39℃を超えると、さすがに寝ていてもつらく、解熱剤をもらった。
入院中は、1日3回程度
・体温
・酸素飽和度
・血圧測定
1回は聴診があった。
その他に3回程度のインターフォンによる確認があり、食事量や体温を報告することになっていた。
酸素飽和度は基本的に正常値だったが、不安定な時が一度あり、その時から2〜3日は、遠隔で常時モニターできるパルスオキシメーターを付け、監視されている期間もあった。
必要最低限の時間以外は、ベッドから起き上がれないほどのダルさはあったが、それ以上の苦しさは無かった。
食事以外に必要なもの(水やスポーツドリンク、お菓子類など)は、1日1回コンビニで買って来てもらえた。
部屋の乾燥か体調か理由は分からないが、思った以上に喉は渇いた。
病院では高熱が出た時などは、ナースコールできると言う安心感もあった。
これらを自宅療養で、と想像すると
・1日3回の食事の準備は恐らくできない
・体調管理は自分ではできない(ダルくてやりたく無い)
・解熱剤など薬の用意が無い
・買い物は基本的には行けない
・体調が悪化した時には、恐らくどこに連絡して良いか頭がまわらない
特に、一人暮らしだと難しい。
自分の場合は、感染判明当初の保健所の説明ではホテル療養、とのことだった。医師または看護師が常駐しているので、自宅に比べれば安心できる。
中等症以下は自宅療養。すでに一部地域では医療崩壊が始まっている。