テレビ放映されない セーリング

2021/7/27

東京オリンピックの競技も本格的に始まり、つい先日まで開催反対を唱えていたテレビ局やネットニュースもオリンピック放送一色の感がある。
ただ、競技が放送される理由はどうも「ニッポン、ニッポン」。
競技を楽しむと言うよりも、日本選手、日本チームを応援するのが理由。マスメディアによる日本選手活躍な対する「感動の強要」に感じることも多い。
反論する人が多いと思うので、あくまでも個人的な感想と言うことで。

本大会は33競技339種目の競技が行われると言う。
テレビ中継は、人気のあるスポーツが中心になるのはやむを得ないとは思うが、オリンピックが他の競技会と違うことの一つは、多くの人にとって馴染みの無い競技が多いことかと思う。

そんな“マイナー”なスポーツに触れられる貴重な機会がオリンピック。
テレビ放送されていた(と思う=観ていないので不確か)そんな競技は、ホッケーや重量挙げ、テコンドーなど(個人的な主観です)。

一方で、テレビ放送されない競技もある。
ネットの放送予定で調べたところでは、
・馬術
・近代五種
・射撃
・セーリング
などはテレビ放送は無さそう。

個人的には、見慣れた江ノ島沖の海面でレースが行われるセーリングに興味があり、NHKのインターネット・サイトで観てみた。残念ながら、実況と解説は英語のみ。
ヨットレースに馴染みの無い人にとっては面白くも何とも無い「海と舟」だけの映像かも知れない。

自分としては、
・スタートの位置取り
・マークまでのコース取り
・マーク回航、特に最初の上マーク回航(男子レーザー第2レースの第1マークでは大混乱、日本の南里選手もここで大きく順位を落とした)
・下りでのラフィングマッチ
など見どころは沢山あったが、それでもスタートからゴールまでずっと観ているには長すぎる。
やはり、ヨットは観るより乗って楽しむ方が良い。
ただ、主要場面を実況と解説付きでダイジェストとして放送してもらえるとヨット人口も再び増加するのにな、とは思った。

近代五種や馬術なども同じだろうと思う。

今回は日本選手の活躍もあり、初めてオリンピックで採用されたスケートボードやサーフィンなど人気が高まりそうな感じがするが、日本人の出場や活躍に関わらず、マイナーなスポーツにスポットライトを当ててこそオリンピックだと思う。
今回は採用されていないが、次回のロサンジェルス・オリンピックでは、ラクロスが採用されると言う情報もある。少し興味がある。

※ 8月4日の470メダルレースはNHKで放送された!!

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