金と金 オリンピック
2021/7/16
東京オリンピック開幕まで1週間を切り、賛否いろいろな情報がマスメディアやその他ネットに増えて来た。
その中に「オリンピックと金」と言う話題も沢山ある。
日本語で書く「金」。
オリンピックの話題では、普通は「キン」と読む。英語では「Gold 」。
多くのアスリートは金メダルを目指して、長年準備して来た。金メダルには到底届かないアスリートも、自己ベストなど、自分なりの金メダルを目指していることだろう。
そう言うアスリートは純粋に応援したい。
さて「金」、日本語では「カネ」とも読む。
オリンピックなどスポーツ大会や宝飾、半導体など一部産業を除くと、日常会話では「カネ」、「お金」と使うことが多いだろうか。
英語では、色々な呼び方があるが「Money」が一般的。
ちなみに、同じ漢字を使う中国語圏ではこんな感じ。
「Gold」は、「黄金」や「金子(jīn zi)」。
中国語では一文字の単語は落ち着きが悪いので、最後に「子」を付けることが多い。
金メダルは「金牌」や「金奨」。
「Money」は、こちらも言い方は沢山あるが「金銭」が一般的だと思う。
つまり、「金」単独で「Gold」と「Money」の両方の意味を表現することは、少なくとも会話では無い。
ところで、オリンピックの金メダル、これは、銀に金メッキを施したもの。金(Gold)の価格は、銀に比べると500倍くらい高いので、素材に銀を使うのはやむを得ない。
もうすぐ始まる東京オリンピック。
話題になる「金」はどちらの金だろう。もちろん、自分は「金メダル」の金だと思っているが(汗…)。
いずれにしてもメッキは剥がれないで欲しい。