政治家の記者会見と紙芝居
2021/6/19
新型コロナが収まらない中、東京オリンピックは着々と近づいて来る。
関連して、政治家の記者会見が放映されることも多いのだが、自分の理解力が不足しているため、政治家の皆さんが何を言っているのか分からない。
企業現場に良くある標語「何を言ったか」ではなく「相手にどう伝わったか」。
自分みたいに話しを聞いても理解できない人に向かって話しをせざるを得ない政治家というのは可哀想な職業である。
さて、ビジネスの現場で自分が話すことを想像してみると、原稿を読むだけではやはり周りの人たちには伝わらない。A4一枚程度にまとめた紙を配ったり、パワーポイントでプレゼンを見せたりしながら、言葉と視覚で伝えようとしてやっと相手に伝わる(と思っている)。
国政の現場では、いくら友好国とは言え、外国製のソフトウェアで作った資料は、情報漏洩の観点から使えない、と言うのであればワードやパワポの資料を使わない理由としては理解できる。
それでも、やはり相手が分かるように話すのは大事。テレビの報道番組などで使われている「フリップ」、昔の言葉で言う紙芝居を使えば、もう少し分かりやすくなると思うのだがどうだろう?
それとも、政治家は無理矢理分からないような話しをして、マスメディアが都合の良いところだけを分かりやすく視聴者に説明する、と言う政治家とマスコミの共存共栄の仕組みがあるのだろうか?