カーナビの提供終了
2021/6/16
新型コロナでアメリカ出張に行けなくなっている間に、ついに残念なことが起きてしまった。
会員になっているレンタカー会社から「アメリカ(ハワイを含む)、カナダでのカーナビゲーションのご提供を終了」と言うお知らせ。
最近のアメリカ出張はせいぜい1週間程度と言う短期間、道も正確には覚えることなく運転することも多い。
そんな時に助かるのがカーナビゲーション。
日本と違って、アメリカはどんな小さな通りにも名前が付いているので、はじめての場所でも昔は地図さえあれば辿りつくことはできた。
日本で優秀なカーナビが出てきた時でも、アメリカのカーナビ、少なくともレンタカーのカーナビは、必要最低限の機能しかついていない質素な見た目だった。
カーナビと言うとイギリス・ロンドンを思い出す。
ロンドン事務所の人に乗せてもらってロンドンの街を移動していたが、良く車がビルの中を走っていた。方位もいい加減。運転していた人曰く「良くあるんだよ、そのうち正しい道に戻るよ」。
日本のようにカーナビに頼り切ることは無く、だいたいの場所が分かれば良い、と言うことだったのかも知れない。
さて、アメリカに戻るが、取引先の人の車に乗せてもらうことも多かったが、確かにカーナビを使わない人も普通にいた。
大抵の人はスマホの地図。
先程のレンタカー会社からのメールを見てみるとAppleやGoogleのアプリと連携した車種も沢山用意してある、とのこと。アプリの機能を見てみると、ドアロックの解除やエンジン始動などもスマホからできる車種があるようだ。日本で販売されている日本車にそのような機能があるのかどうかは知らないが、スマホに目的地を入力すると、車に近づくだけで、ドアを開け、エンジンをかけ、自動で目的地まで連れて行ってくれる時代もそれほど遠く無さそうだ。