血中酸素濃度
2021/6/9
何故だが、健康ネタが続く。
新型コロナ以降、血液中の酸素濃度を示す指標「血中酸素濃度」や「血中酸素飽和度」などの言葉をよく聞くようになった。
医療用では指先を洗濯バサミのように挟んで血中酸素飽和度を測定する「パルスオキシメータ」と言う単語がニュース報道などでも一般的になって来た。これは日本語では「経皮的動脈血酸素飽和度測定器」。自分も昨日、はじめてパルスオキシメータのお世話になった。
肺炎など酸素を十分に取り入れられなくなった時には、血液中の酸素濃度を簡単に測ることができるが、一般的な生活には全く無縁なものだと思っていた。
そんな酸素量が、簡易的ではあるが我が家でも(と言うか自分でも)測れるようになった。スポーツウォッチ。
医療用では無いのでどこまで正確かは疑問だが、目安にはなるのだろう。
実際、正常値は95~99%とされているが、自分で測ると100%になったり、89%になったりする。2回計れば大抵は95~99%の間に落ち着くので、腕への装着の仕方が悪かったり、動いていたりすると誤差が出るようである。
2019年10月、つまり新型コロナは少なくとも日本では知られていなかった時期に買ったスポーツウォッチ。
先月から血中酸素濃度が測れるようになった。もちろんウォッチを買い替えた訳では無く、ソフトウェアがアップデートされたから。
元々、心拍計の機能はあったが、これは緑色のライトを手首に当てて測定している。
血中酸素濃度は、赤と赤外線らしい。確かに、今まで見たこともない赤色LEDが光っている。
LEDは4つ付いていて、緑に光るのは2個だけだったので、後の2つは何かな、とは思ってはいたが、まさか赤色に光り、酸素濃度を測定できるとは思ってもいなかった。
最近は、血中酸素濃度を測定できる健康機器も販売されていて、特に新型コロナ以降は、気になっている方も多いだろう。
以前は自宅で、自分では簡単に測定するのが難しかった体脂肪率や血圧などと同じように、目安かも知れないが気軽に測定できるようになれば、酸素濃度測定器の需要もそれなりにあるかも知れない。
ただ、先ほども書いたように自分の持っているスポーツウォッチは、新型コロナ以前に買ったもの。恐らく運動前後の状態を比較するための測定が主目的で開発されたものだとは思うが、ソフトウェア・アップデートで後から機能追加できる設計になっているとはガーミン(スポーツウォッチのメーカー)恐るべし。