ディジタル変革
2021/5/13
昨日に引き続きコンピュータ利用のお話。
昨今、DXと言う言葉を盛んに聞くようになって来た。
Digital Transformationの略、ディジタルによる変革とも訳されている。
AI(Artificial Intelligence=人工知能)を使って、ヒトの作業を自動化するようなことも含まれている。
具体的に何をどうディジタル化するか、と言うのは難しいが、オフィスワークだけでは無く、工場や農場など様々な場面で、仕事・業務の効率化を目指す仕組みである。
このDXに関連し、技術者では無い一般向けのWeb講習会が始まったので受講している。
まずは、今のAI技術で何ができて、何ができないか、と言うところである。
実際の日常では、昨日も書いたが、DX以前に、オフィスに備え付けのパソコンソフトも使いこなせていない(自分も含めて)人が多い。
つい先日も、少し驚いたことがあった。
EXCELで作った表から、必要な5行分程度のデータだけを選んで表示したところ、同僚が「そのデータください。写真に撮りますか?」とポケットからスマホを取り出した。表示画面をスマホで撮影すると言うことだった。
少し唖然としたが、もちろん、自分はそのデータをコピーして、メールに貼り付けて送った。
もっと言えば、そのEXCELデータ自体はその同僚もアクセスできるので、自分でデータを取り出してくれれば良いのだが、良しとしよう。
昨日は電話と電卓の使用頻度の相関について書いたが、紙にプリントするのも関連するような気もする。その同僚は、メールで送った先程の元EXCELデータをわざわざプリントしていた。
以前には、取引先に自社の所在地を連絡するのに
・Yahooマップで自社周辺の地図をカラー印刷
・その紙をスキャンして画像データ化
・その画像データをメールに添付して取引先に送信
と言うことを実行していた人もいた。
我が社のDXは今世紀中には難しいような気がして来た。
昨今のワクチン接種その他の報道を見ていると、もしかしたら我が社だけでは無く、日本全体も同じで、世界から何10周も周回遅れかも知れない。