電話とEXCEL

2021/5/12

新型コロナワクチン接種に際し、予約の電話が殺到する可能性があることから各電話会社が、通話制限を行っていると報道されている。

今は高齢者向け接種の時期だから仕方が無いのかも知れないが「電話で予約する」と言うのが何とも昭和的な感じがする。
ただ、考えてみると歯医者や人間ドック、理髪店など、確かに電話で予約する機会もまだまだ多い。

プライベートで電話の通話を使うのはそう言う時しか無い。
100%では無いにしても、ほとんどのプライベートの連絡はSNS、または、Eメール。最近はemail比率も少しずつ減り、SNSが増えている。

一方で仕事。
こちらは、逆にSNSの使用はゼロでは無いが非常に少ない。海外の取引先などと時々使う程度。
ほとんどがEメールだが、時々は電話。

社内や取引先を見ていると、電話使用が多い人とEメールが多い人に分かれるように思える。
個人的には、電話は相手と時間を合わせないといけないので「相手の時間を奪う」ことになる、と思っている。なので、基本的にはEメール使用。

まだ確証は無いが、Eメール派と電話派で少し気付いたことがある。
電話派の人は、仕事中に電卓を使う人が多い。
Excel(エクセル)で仕事をしながら電卓を使っている人は大抵は電話派。
マイクロソフト社のエクセルは、“表計算ソフト”と呼ばれる、ビジネスでは最もよく使うソフトの一つ。
一方、電卓は“電子卓上計算機”と呼ばれた道具。
どちらも計算を行う道具だと思っているのだが、Excelを使いながら電卓を使うのは不思議に思う。
ソフトウェアにはバグがつきものなので、Excelの計算結果を信頼できない、と言う意識があるのかと思うと、電卓を使う人の理由はどうもそうでは無さそう。

4月以降、業務内容が少し変わり、新しい仕事の引き継ぎを受け、また、今までの仕事を新しい担当者に引き継いでいるが、両者とも電卓使い。Excelは単に“表作成”ソフトだと思っているよう。もちろん、Excelが使えるからと言って仕事ができるか、と言うとそれは違うのだが、それらの人たちがExcelを前に電卓を使っているのをみるとまどろっこしい。

さて、みなさんの周りにいる電話派、Email派の人たちはどうだろう?
電卓を使っているだろうか?

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