兵糧攻め ランチ難民
2021/5/8
5月の連休も終わり、久々に東京のオフィス街にある会社に行った。
朝から夕方まで事務所にいたのは久しぶり。
ランチを食べに行くと、軒並み閉まっている。
感覚的には、開いている店は普段の1/3、新型コロナ前と比べると1/5程度といった感じ。
それに対して、朝の電車や事務所内の人出は、このところ変わりなく多い。
つまり、開いている店には普段見ないような長い行列。
回転の早そうな店を探して歩き回ることになった。店内営業を取りやめ、弁当販売だけしている店もいくつかあった。
昨年の今頃、1回目の緊急事態宣言が発令された時は、会社も「原則在宅勤務」体制だった。
期間中に会社に行ったこともあったが、通勤電車はガラガラ、会社の周りも人通りが無く、事務所も人が少なく静か。
ランチが食べられる店は閉店が多かく選択肢は少なかったが、並んでいる人も無く、普段は混んでいて入れない店でも並ばずに入ることができた。
今回は、昨年からの新型コロナ禍で撤退した店も多く、臨時休業中の店も多く、開いている店が少ない割には人出は多い。
と言う訳で、プチランチ難民大量発生。
国が、東京都が、在宅勤務と呼び掛けても、直接の上司(会社など所属組織の長)の言うことを聞き、毎日のように会社に通う悲しいサラリーマン。
まずは、ランチ難民大量発生による兵糧攻めで出勤者を減らそうとしているのであれば、東京都の戦略も効果が出てくるかも知れない。