インドのクリケット・リーグ

2021/4/29

このところ連日、インドでの新型コロナ関連ニュースがトップニュース扱いになっている(海外メディアでは…)。

1日の感染者が30万人、累計感染者数は1700万人。亡くなった方は1日約3000人、累計では20万人だと言う。亡くなった方の数は病院で亡くなった人だけなので、実際にはどれほど多いのかわからないとも報道されている。デリーなどでは社会が麻痺しているとの報道もあり、製造メーカーも製造を続けられないと言う経済的な影響も非常に大きいようだ。

人口がインドの約1/10の日本で考えると、1日に3万人が感染し、300人が亡くなる計算になる。

そんな中、クリケットのプロリーグを巡ってニュースがあった。
日本人にはあまり馴染みのないクリケットだが、イギリス連邦の国々では盛んで、世界的な優秀なプレーヤーがインドのリーグでプレーするらしい。
イングランドやスペインのプロサッカーリーグで世界中の有名選手がプレーするのと同じ感じ。

WHO事務総長が「悲痛の域を越える」と発言した新型コロナ感染拡大のインドのリーグには、多くのクリケット・プレーヤーが今年のプロリーグへの参戦を断念しているが、オーストラリアの2選手が完全防備でインドに向かったと言うのが報道されていた。選手は、オーストラリア代表チームでは無く、個人の判断だが、相当な覚悟を持ってのインド渡航だろう。

4ヶ月後に迫った東京オリンピック、こちらは各国を代表する選手たちがやって来るので、個人の判断以外にも、それぞれの国の判断も反映された選手派遣になると思われる。
知事が「来ないでください」と言っている東京に来る国・選手はどれくらいいるのだろうか?

今日から始まるゴールデンウィーク。
東京オリンピック開催の是非は別として、インドのような悲痛の域を超える状況にしないためにも、個人個人が感染拡大を防ぐ行動をしっかりとらないといけない。

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