マスクに覆われた2020年度

今日で2020年度(令和2年度)も終わり。
明日からの新年度に向けて人事異動の内示なども出揃い、正式な辞令を待つだけの人もたくさんいらっしゃるだろう。

普段であれば歓送会が開かれ、オフィス内では挨拶まわりの人も見られる時期。今年は良識のある民間企業は、どこかのお役所とは違って、これらのイベントは自粛。何となくケジメがつかないが、それはやむを得ない。

今年度は、取引先は勿論、社内でも話す時はマスク越し。すっかり当たり前の光景ではあるが、やはり相手との間に壁があるように感じてしまう。
そんな文句を言っていても新しい年度はやって来る。

異動や担当替えなど新しいことに挑戦することになる人も多い。
毎日毎日、毎年毎年、同じことをやっていると自分が単なる作業をこなすロボットになった感じがする時もあるので、刺激を入れる意味では、環境や仕事内容が変わるのは良い事。脳の活性化にも良いらしい。

当然、付き合う人たちも変わってくるのだが、繰り返しになるが、マスク越しだと何となく相手との距離が縮まらない。
慣れと言うか、気持ちの問題だとは分かっているが、長年マスク無しで他人と話すのが、当たり前だったのが1年では変わらない。
去年の今頃は、夏頃には新型コロナも収束するだろう、と言う根拠の無い期待を抱いていたため、長期戦になる心の準備ができていなかった。

2020年度はそんなビジネスマナーの助走期間だったと考えて、明日、新年度からは心の中ではマスクを取り払うようにすべき。相手の口元が見えないと他人の顔を覚えられない、と言うのはまた別の問題だろうか。これも今まで使っていなかった脳を使う良い機会だと前向きにとらえよう。

新年度は遅ればせながら新しいビジネススタイルで、新しい仕事に挑戦!

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