タイガーウッズとアメリカン

昨日(2月24日)の午前中はタイガー・ウッズ氏の交通事故のニュース一色だった。アメリカCNNを付けて在宅で仕事をしていたので、日本の放送は余り視ていなかったのだが。

何となくアメリカでは有名スポーツ選手の“交通”事故が多いような気がする。思い出せるだけでも、
NBAのスーパースター、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏 2020年1月26日 ヘリコプター事故。
マイアミ・マーリンズにイチロー氏が所属していた時のピッチャーだったホセ・フェルナンデス(José Fernández)氏 2016.9.25 モーターボート事故。
古くは、ゴルファーのペイン・スチュワート(Payne Stewart)氏  1999年10月25日 飛行機事故。

幸いにもタイガー・ウッズ氏は、命には別状は無いと報道されているので、ゴルファーとして復帰できるかどうかはともかくとして、少しはホッとできる。

さて、今回の事故に対するロサンジェルス郡のsheriff(保安官)の事故概要説明とその後の質疑を仕事をしながら聞くとは無しに聞いていたのだが、英語とスペイン語だった。

カリフォルニア州はメキシコ人やメキシコからの移民が多い州。
空港のアナウンスは英語とスペイン語。
携帯電話が普及する前には、時々公衆電話を使ったが、自動応答の音声も英語とスペイン語だった。

アメリカ人と話している時に、英語の話しになることは度々ある。こちらの英語がヘタクソでも、相手の日本語よりはマシなことが普通。
英語では二つの言葉を話せる人をbilingual、三つの言葉だとtrilingual と言うのだが、“一つの言語しか話せない人はなんと言うか知ってるか?”と尋ねられたことがある。そのアメリカ人曰く、答えは“Americans”と自嘲気味に言っていた。

カリフォルニア州は先程も書いたように英語以外にスペイン語が溢れている。話せるかどうかは別として、スペイン語を習ったことのある人も多い。
また、会社の同僚だった人は、子供の学校からのお知らせは、英語とスペイン語とアルメニア語だったと言う。カリフォルニア州にはアルメニア系のコミュニティも大きいようだ。

カリフォルニアの様子だけ聞いていると、先程の“Americans”と言うのは余り実感は湧か無いが、カリフォルニア以外のアメリカ人は、”カリフォルニアはアメリカじゃ無い”と言う。色々な面でカリフォルニアは他の州とは違うのかも知れない。確かに、先程の“Americans”と話していたのもミネソタ州の人だった。

さて、冒頭の話題に戻るが、タイガーウッズ選手の早期の回復を願おう。

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