電気と水とインターネット

先週金曜日(2月13日)の夜、久々の大きな揺れに驚きましたね。正に、天災は忘れた頃にやって来る。
幸いなことに津波の発生やそれに伴う原発事故も起きず、亡くなった方がいないのは良かった。ただ、家の崩壊や新幹線・高速道路などの交通インフラ寸断など生活に支障をきたしている人は多数いらっしゃることだろう。また、家は大丈夫でも水や電気が止まって不便な思いをされている方も多いだろう。

例えば、100年前だと水さえあれば、煮炊きは薪や炭が当たり前。水も自宅や隣近所の井戸だったかも知れない。そんな時代には、水道が止まることも、電気が止まることも想定する必要は無かった。
生活が複雑になった現代は、水道や電気が無いと正常な生活がままならない。
20年前には困らなかったインターネットネットの不通も不便。
乾電池で動作する携帯ラジオが有れば情報源としては困らなかった30年前とは違う。一方的に情報を受け取るだけでは不安。こちらの安否を含めて情報を誰かに伝えられないといけない世の中。
停電しても、スマートフォンのバッテリーが保てば、または、何らかの方法で再充電できれば、基地局さえ正常に動作していれば情報の交換はできるかも知れない。

そんな中、自然災害も起きていないのにインターネットが遮断される国は世界にはある。
今で言うとミャンマー。反政府デモを抑え込むためにインターネットを遮断したと言う。何ともやり切れない。

今やインターネットは重要なインフラ、人が生きて行く上で必要不可欠。基本的人権を守るシステムの範疇に入るのでは無いだろうか。

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