スーパーボウルLV
日本時間の今日(アメリカの2月7日日曜日)はスーパーボウルが開催された。今日は、その感想を少し。
アメリカで最大のスポーツイベント。
アメリカン・フットボウルの全米一(世界一)決定戦、日本時間ではいつも月曜日なので、普段はなかなか見ることができない。以前、仕事で新聞社に行っていた何年かは、仕事の合間にスーパーボウルを視る(スーパーボウルの合間に仕事をしたわけではありませんよ!)ことができたが、今年はテレワークで家にいるのを幸いに、しっかり最初から最後までライブで視ることができた。
もちろん、仕事をしながら視る自信は無かったので、しっかり午前半休は取った。
スーパーボウルの回数は、ギリシャ数字で表されている。
昔の柱時計などで、ギリシャ数字の文字盤をみたことがあるが、I, II, III, IV, V, VIという数字。12はXII。
このあたりまではわかるが、今回のLV、難解になっている。第55回。
スーパーボウルは普段意識しないギリシャ数字を思い出させてくれるイベントでもある。
開会式の国歌斉唱はJazmine SullivanとEric Church、ブルース調のアレンジだった。
今年は、バイデン大統領の就任式もテレビで視ることができた。Lady GAGAの国家斉唱は後からニュースで視たのだが、その時とはやはり違う歌に聞こえる。
比較的自由にアレンジでき、強制されずともイベント毎に星条旗を掲げ、歌うと言うのは何となくアメリカっぽい。
子供のころは、君が代は「お相撲の歌」だと思っていたが、平成以降はサッカーの国際マッチやその他いろいろなイベントの前に演奏・斉唱され少しは身近になって来ているが、みんなが集まった時に自然発生的に君が代が歌われる、と言うのは(少なくとも自分には)想像できない。
国歌に対する考え方の違いなのか、曲調が理由なのかはわからないが。
ところで、今回のスーパーボウルはレフェリーとして初めて女性が担当した。
日本より男女平等がはるかに進んでいるアメリカでもニュースになっている。当たり前になるとニュースにもならないので、まだアメフトは男性社会なのだろう。
新型コロナ感染が蔓延する中のスーパーボウル、当然マスク着用の指示は出ていたようだが、スタジアム内外にはマスクを着用しない人も沢山いたようだ。
史上初めて開催地(Tampa Bay, Florida)のホームチームがスーパーボウルに進出し、しかも勝利、街の盛り上がりは相当なものだと思う。同地のCovid-19の感染者急増も心配ではある。