ランニングと筋肉
昨日に引き続きランニングの話題。
昨年末からアキレス腱の違和感があり、整骨院に通っている。
ゆっくり短い距離を走る分には問題無いが、先日少し速めに走ったらやはり痛みがひどくなった。
アキレス腱と共に足首の外側、踝の下、辺りが痛くなったのだが、整骨院で、外側の「腓腹筋」が使えていませんね、と言われた。
着地時に足/脚の外側に負荷がかかっている。
足首を内側に曲げるのは簡単にできる。外側にはもともとそれほど大きくは動かないが、全く動かない、と言うか、どうやって動かせば外に向くのかがわからなかった。
痛めているのは左足だが、改めて反対側の右足で同じように足首を外に向けようとすると、少しだが動く。確かに左足の使い方が悪いよう。
接骨院で施術してもらうと何とか左足も動かせるようになった。言われるまで自分では気づいていなかった。
人間には自分の意志で動かせる随意筋と、意志では動かせない不随意筋と言うのがあるが、全ての随意筋が自由に動かせるかと言うと、普通の人には難しい。一流の体操選手やボディビルダー、ダンサー、各種スポーツ選手などは、その競技に応じて多くの筋肉を自分の意志通りに動かせるのだろう。一般人が趣味で行うスポーツ程度のレベルではなかなかそこまでのレベルに到達できていない。週末に適当に走っている程度ではやはりいろいろな筋肉を適切に使えていないのだろう。
整骨院の施術師は箱根駅伝で区間賞を取った人だったが、それくらいのレベルのランナーになると使うべき筋肉が使えているかどうか、という診断ができるのだろう。左足の筋肉一つ自分の意志で動かせない、と言うのは新しい発見だったが、道理で手を使わなくても良いサッカーもうまくできないのか、と納得した。
それにしても、そもそも色々な筋肉をどうすれば動かせるのか、わからない。怪我や脳障害でリハビリをされている方も苦労されていると思うが、健康な一般人でも筋肉を自在に動かすのは難しい。