感染収束と怪我の回復

世界中で新型コロナの影響が拡大する中、台湾とベトナム、それにシンガポールは感染者数を抑え込んでいる。特に、台湾とベトナムは昨年(2020年)春節前、まだ、新型コロナが中国・武漢で騒がれている程度の初期段階で中国からの入国を規制したのが大きいようだ。各国が経済的打撃を受けている中、ベトナムは2020年もプラスの経済成長を保ち、2021年は更なる経済発展が期待されている。

年末からアキレス腱の調子が悪かった。無理すればランニングはできたので、ペースを落としながらも週末は走っていた。が、先週少し無理してダッシュした時アキレス腱を痛めた。今週からは、しばらくランニングを控えることにした。競技アスリートでは無いので、1週間や2週間走らなくても走力に影響は無いのだが、アスリートだとすると2週間も競技から離れるのは大きいだろう。

一般的には、筋肉系の怪我はその兆候、軽い痛み、が出た初期段階でしっかりケアし、短期間休めば回復する。
最初にしっかりしたケアもせず、トレーニングを続けると結果的に重症化し長期間休むことになり、競技レベル低下する可能性が高い。

新型コロナも同じように考えてみることはできないだろうか?

感染拡大の兆候、少しの感染者拡大、が出た初期段階でしっかり対策を採り、経済活動も短期間制限すれば回復する。
最初にしっかりした対策も採らず、経済活動を続けると結果的に長期間の経済活動を制限することになり、経済低迷する可能性が高い。

もう一つは、怪我をしにくい身体にすること。怪我をする要因はたくさんあるが、話しを簡単にするため筋肉の強さで考えてみる。
筋肉を効率よく成長させる方法に”超回復”と呼ばれる理論がある。

トレーニングなどを行うと筋線維の損傷が起きるが、その後、適切な休息をとることで筋肉が従来以上に回復し筋力が向上すると言う。
筋肉を強くすれば、怪我にも強くなる。

新型コロナ禍の終息はどのようなシナリオになるのか現段階では分からないが、少し強引だが集団で考えると以下のような感じか。

感染者が出ると本人や周囲の人々、医療など色々な分野に負担が掛かるが、その後、適切な処置を採ることで医療体制の強化や免疫獲得者の増加など、感染症にも強くなる。

トレーニングをしないと怪我もしない。
隔離された孤島では、感染症が入って来ないので、感染者も発生しない。

適度のトレーニング行う、適度の感染者数で抑え対処する。

筋肉強化や感染に強い社会、何となく共通することがあると思うのは私だけだろうか?
“適度”と言うレベルを維持するのは簡単では無いが。少なくとも今の日本・世界は適度なレベルは超えているのは間違いない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です