首都圏一都三県に緊急事態宣言が発せられた昨晩から、それ以外の地域では今冬一番の寒波が襲っている。
秋田県では災害救助法の適用が発表された。北陸自動車道では立ち往生が一時発生した。

普段は雪にほとんど縁の無い土地にしか住んだ事の無い自分にとっては、雪国の大変さは想像することしかできない。雪の降り積もる所に行くのはスキーに行っていた頃くらい。基本は寒い時期に雪国に旅行に行くことも無い。出張に行った先で大雪の為立ち往生と言う酷い目に遭ったことはあるが、それも普段は雪の降らない場所。東京近辺など普段雪の降らない地方ではほんの数cmの積雪で道路は麻痺してしまう。

車社会のアメリカでは大雪(と言っても自分の感覚なので大した事は無いのだろう)が降っても、夜明け前から除雪車が動き出す。塩も撒かれているので、朝起きると路面はほぼ雪の無い状態になっている。
そんなところに住んでいる人達は、少し凍りかけた道路でも片手で運転、後部座席に座っている自分に向かっては後ろを向いて話しかけてくる。道路を外れても何も無い畑に突っ込むくらいだから大きな事故にはならないのだろう。道路脇を歩く歩行者も当然いない。土地が広いので、除雪後の雪を捨てる場所にも困らない。
ただ、融雪用の塩がたくさん撒かれているので、しょっちゅう洗車に行くことになるらしい。目的が塩を落とす為なので、そんなに時間も掛からない。

年末に関越自動車道で起きたような立ち往生、日本では毎年のように発生している。日本海側は世界的に見ても特に雪の多い地域らしいが、アメリカでも日本ではニュースにならないだけで、大雪に因る立ち往生は頻繁に起きているのだろうか?

そう言えば、寒くても乾燥している北京。雪には慣れていないようで、一度大雪が降った時は木の枝がそこら中で折れて、車も立ち往生してた。北京の市街地だったので、何時間も、と言う事は無かったが。自然の前には人間は無力。

天気予報が発達した現代は予め大雪や寒波は予測できる。準備できる事は備えておきたい。

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